■1960年 神戸市生まれ
日本画家である父親の影響で、幼少のころより自分も芸術家になるものと信じ込み絵の勉強に青春時代の大半を費やす。やがて絵筆よりも音楽に興味を持ちはじめ、一度はプロを目指したもののコンテストで落選し、失意のうちに大学卒業。「白衣がかっこよさそう」というただそれだけの理由で眼鏡店に就職。
「筆を持つのも芸術、楽器を持つのも芸術、手段は違っても目指すものが変わらないのが芸術」という彼の持論から、今度は自ら眼鏡のデザインを始める
1999年、名古屋の某セレクトショップ店長に就任。自らのブランドを立ち上げ数々のヒット作品を生み出す。仕入れを通じて海外のデザイナーとも友好関係を結ぶ内にさらなる創作意欲が沸き起こる。もっと専念したいという願いから
2003年末ショップを退職、「影郎」という彼のニックネームを冠したデザインスタジオを立ち上げ現在に至る。
LABYRINTH by Kagero Design Works ここのブランドは有名な海外の洋服のデザイナーや鞄のデザイナーがデザインだけをしたのではなく眼鏡を知り尽くした男が眼鏡と掛ける人の顔を想い浮かべならが色々な角度から見て作り上げた作品である
故に大量生産をしない希少な眼鏡フレームでは有るが購買意欲だけを煽る『限定品』などとは違う
影郎氏のブログの中にもある様に大手チェーン店の『バイヤーが安くしたら買うよ』と言う言葉に『ここから出ていってくれ』と言える自信を持ってデザインしている作品である
デザイナーの影郎氏曰く眼鏡を掛けた顔が下がるのは眼鏡ではないと言う
この眼鏡を掛ければお化粧をする必要が無いと言う程自然に顔に馴染む作品です
また馴染む様に下の図の様に計算し尽されたデザインの眼鏡なのです
是非この作品を掛けてみて欲しい貴方が知らなかった眼鏡の魅力を感じて頂けると思います